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水虫の爪(爪白癬)高齢者を取り巻く多くの問題。そろそろ真剣に取り組みませんか。

執筆者の写真: 茂木有紀茂木有紀

更新日:2021年11月12日










「ろそろ真剣に取り組みませんか」

フットケア学会の講演でのこのことばが心に響きました。

講演をされた先生はわたしの尊敬する先生です。


ご高齢の方によくみられるこの爪。

こういった爪を見ると、毎度心が痛みます。

なぜここまでほっておくことになってしまったのかと思うのです。

ここまでになると、ご自身ではもちろんのことご家族やご利用されている介護施設の看護師や介護員の方も爪ケアをすることができなくなってしまいます。

私(フットケアサロン)でなければできなくなってしまいます。


多く聞かれることが、

「かゆくもないし、なんともないよ」


水虫はかゆいと思われていますが、間違いです。

これはかゆくない水虫です。


水虫の外用薬のテレビコマーシャルの宣伝の影響もあるかと思いますが。

そもそも症状がないと治療しようと思わないという方が多いのも実状です。


ただこれはほっといてはいけません。

水虫をほっといた方の足の状態が足全体的によくないです。

足趾が赤くなったり皮膚の状態がよくありません。

疾患によっては足にとてもよくないです。

蜂窩織炎になることもあります。


若い方でもほっといている方を時々お見掛けします。

初期のうちに受診して爪白癬なら治療が必要です。


これはほっといてはいけない爪です。


ほかにも問題がいくつかありますが。


この爪は高齢者に当たり前にあっていい爪ではありません。



とちぎフットケアサロン

茂木有紀













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