爪白癬webセミナーをご案内いただいたので受けさせていただきました。
講義してくださったのは、埼玉医科大学総合医療センター皮膚科の先生です。
テーマはその油断が命取り放置は危険な爪白癬。
その前に「爪白癬」て聞いたことない方多いかと思いますが、
爪にできる水虫です。爪水虫は初期だと爪の先端から白い線が出たり、それが次第に広がり増殖していくと爪が厚くなっていき、ご自分やご家族が爪切りができなくなってきます。
爪白癬になると爪が柔らかくなるので巻き爪になっている方もいらっしゃいます。
痛みがある方もいらっしゃいます。
ちなみに皮膚にできる水虫は足白癬といいます。
足の皮むけが治ると水虫治ったとおっしゃる方が結構います、
爪水虫を治さないと水虫は足にいます。
水虫は、、、、います。
日本人の10%は爪白癬、ご高齢になるほど増加傾向。
高齢者の入居施設では70%以上が爪白癬だそう。
私がフットケアをしているご高齢の方も、爪白癬の方はとても多いです。
お話では、爪白癬になり爪が厚くなると爪切りが難しくなる、痛みがある、温泉を避ける、活動量の低下、転倒したことがある、転倒に対する不安があるといった様々なことが生じてくると。爪白癬から上行感染し大腿や下腿が蜂窩織炎になることもあるのだとか。
感染や転倒のリスクや活動量の低下はその方のQOL(生活の質)を下げることにつながります。
フットケアをし爪白癬の治療が大切です。
治療薬内服と外用薬についてのお話もありました。
今まで疑問に思っていたことがあったので詳しく聞け勉強になりました。
当店の厚くなった爪のフットケア(フスフレーゲ)
↓
上の画像の厚くなった爪を削ります。
削ったら下の画像に。
この方の場合削った後の爪は健康な爪が生えていました。
一部白く見えます。爪白癬の疑いがあります。
受診が必要です。
爪は伸びるのに時間がかかりますが爪白癬は根気よく治療することが大切です。
とちぎフットケアサロン 茂木有紀
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