高齢の方の爪白癬(爪の水虫)治療がうまくいかない理由と爪ケアの必要性











爪白癬、受診に至るまでも長くかかる傾向がみられますが、

せっかく受診してもまだ壁があります。

爪白癬の治療がなぜうまくいかないのか。

サロン施術者が感じていること。


1,爪白癬の外用薬が処方されない、白癬菌が出ない

先日のフットケア学会でのお話でもありましたが、

爪白癬の講演ではいつも耳にする爪水虫の適用の薬は2種類しかありません。これ以外の薬は爪白癬の治療薬ではありません。

というお話。

よくお客様にも2種類のお薬のお話をします。

市販薬は?とよく聞かれますが、それではだめなのです。


受診し爪白癬と診断されこの2種類のお薬が処方されている方実際あまりいないです。

診断されたけどこれは治らないからと薬が出なかったというケースも。

白癬菌は出なかったが、爪白癬疑いで2種類以外の足白癬治療薬が処方されるケース。

(白癬菌は爪の場所によっては出ないこともあります。)


こういう方がいました。

爪白癬診断で2種類以外の足白癬薬を10年以上塗り続けていて、その後当サロンで爪ケアを開始。爪は強く変形し爪のあたっている皮膚にも炎症がでていました。

3~4年爪白癬の治療薬を別の先生に出してもらうようにお話しし続けてやっと出してもらえました。

そこから1年定期的に爪ケアをしてきれいな爪に生え変わった方がいらっしゃいます。

薬が処方されるまで長い道のりがありました。

2種類のどちらかの薬が処方されていればもっと早く健康な爪になっていたでしょう。



2、定期的な爪ケアと家族のサポートの必要性

足白癬、爪白癬、なによりも足を清潔にすることがまずは第一に必要です。

そこから治療薬塗布。

足白癬と爪白癬両方の薬が出ている方で、

塗布の仕方を間違えている方がいらっしゃいますが、

正しい薬を正しい場所に正しい回数で塗布しましょう。

爪白癬の治療薬は毎日塗布する必要があります。

これらはご高齢の方ですとご家族のサポートが必要な場合が多いのですが、

いろいろな事情があり難しい場合もあります。


そして爪白癬を健康な爪にするには

爪白癬の治療+爪ケアが必要です。

白癬が爪にある限り白癬菌の増殖があり爪がすぐに肥厚します。

爪が肥厚すると薬が爪床まで浸透しません。

1ヶ月~8週ごと1年程度爪ケアが必要です。


治療されていない爪白癬でも定期的に爪ケアが必要です。

なぜなら爪は白癬菌により肥厚し続けます。

爪白癬の爪は柔らかいので肥厚した状態で変形爪や巻き爪になりやすくなるからです。

皮膚にも炎症がみられることがあります。

ほっておいていい爪ではないのです。


自分で足を清潔にできて自分で薬も適切に塗布できるご年齢のうちに

ご自身で爪の異常に気付くことが本当は一番いいのですが

若い方でも気づいている方がほとんどいらっしゃらないです。

当サロンでよく施術している爪甲鉤彎症とは異なります。厚硬爪とも異なります。

爪の水虫は痛くもかゆくもありません。

自覚する症状がありません。


爪白癬かもと思ったら早めに受診をしましょう。





とちぎフットケアサロン茂木有紀






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